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気になる歯並び、矯正治療はいつ始める?

気になる歯並び、矯正治療はいつ始める?

歯並びの矯正をしたいけれど、いつから始めた方がいいかわからないままになっているという方はいませんか?
子どもの歯並び矯正はいつから始めたら良いのか、大人になってからでも矯正治療は受けられるのか…など、患者様はさまざまなお悩みを抱えていると思います。
結論から申し上げますと、大人になってから歯並びの矯正を行うことは可能です。
年齢が上がったからといって、治療の期間や負担が大きくなってしまうということはほとんどありません。

子どもの矯正治療と開始のタイミング

お子様の歯並びの矯正治療をいつからスタートするか迷っている親御様はたくさんいらっしゃいます。
前提として、矯正治療を始めるべき時期には3つのタイミングがあります。

受け口の場合

お子様の矯正治療(小児矯正)で最も早く治療を行うべきなのは、受け口です。
受け口は反対咬合・下顎前突とも言い、下の前歯が上の前歯より突き出ている不正咬合を指します。
いわゆる「しゃくれ顎」と言われる状態で、骨格起因の場合もあるため、大人になってから治療をしようとすると外科処置が必要になるケースもあります。
受け口の場合には、3歳〜4歳頃など、かなり早い頃から治療を行うことが望ましいです。

受け口治療の方法

受け口の治療では、小さなお子様にも安全に扱えるマウスピースタイプの装置を使用します。
寝ている時間に、ムーシールドというマウスピース型の装置を装着して治療します。
ムーシールドは、舌や口の周囲の筋肉の状態を整える効果があり、舌の位置や唇の使い方も矯正できます。

1期「混合歯列期」

受け口以外の不正咬合に関しては、一般的に6歳から12歳頃の「混合歯列期」に行われることが多いです。
混合歯列期とは、乳歯と永久歯が混在して生えている状態を言います。
混合歯列期は顎の成長が著しく、矯正治療を始めるのに適しています。

混合歯列期ならではの治療

この時期には、顎の成長を促進、あるいは抑制させることで、永久歯が生えてくるスペースを整えることができます。
1期治療の目的は歯そのものを並べるというよりも、今後生えてくる永久歯が正しく並ぶように顎やお口の状態を整えていくものになります。

2期「永久歯列期」

からだの成長期が終わると、顎の成長もストップします。
成長するにつれて顎を拡大する矯正が難しくなるため、ある程度の年齢以降に始める矯正治療は永久歯が生え揃うまで待つことを推奨されることもあります。
全ての歯が生え変わった段階で矯正を開始する場合、成人矯正と同じようにワイヤーを用いた矯正治療を行います。

1期治療→2期治療は負担が大きい?

1期治療を終えた後で、引き続き2期治療へ移行する患者様も多くいらっしゃいます。
「治療期間が長くなってかわいそう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は1期治療を受けている方が治療期間は短くなります。

小児矯正のメリット

乳歯と永久歯が混在する1期での矯正治療には、さまざまなメリットがあります。
以下では、1期治療を取り入れることのメリットを紹介します。

全体的に歯並びを整えやすい

バランスよく顎を成長させることで、永久歯のスペースをしっかりと確保することが1期治療の主な目的です。
1期治療でプレートを使用して顎の拡大をしていると、将来的に永久歯が並びやすくなります。

非抜歯治療ができるようになる

顎の拡大などを行ってバランスを整える治療を早期から取り入れることで、後々生えてくる永久歯の矯正治療を行う際、非抜歯での治療ができる可能性が高くなります。

顔つきのバランスが整う

噛み合わせが悪い状態を放置していると、成長するにつれて顎の形が崩れやすくなります。
成長期に噛み合わせを改善しておくことで、バランスのよい顔つきへと成長を促せるでしょう。

大人になってからの矯正治療はいつから始める?

一方の大人の矯正治療ですが、こちらは特に年齢制限はありません。
天然の歯が残っている状態であれば、70歳・80歳からでも矯正治療は受けられます。
とはいえ、初めて矯正治療を行うタイミングとしては早い方が良く、10代が「歯並びが気になる」と思った場合は、すぐにでも治療をスタートすることが望ましいです。
とはいえ、年齢によって治療期間や痛みが異なるというわけではありませんのでご安心ください。

スムーズな矯正治療を行うために

大人の矯正治療で気をつけておきたいのは、ライフステージの変化と矯正治療のタイミングです。
歯並びの状態によっては、治療に2年、3年とかなり長い期間を要することがあります。
歯並びを整えた後も、その状態をキープするための保定期間として数年はリテーナーを装着しなくてはなりません。
そのため、転居、就職、結婚など、ライフステージの変化で治療が中断することのないよう、事前に治療のタイミングを決めておく必要があるでしょう。

大人の矯正治療における抜歯の必要性

大人の矯正治療では、歯を綺麗に並べるためのスペースを確保するために抜歯処置を行うことがあります。
抜歯を行って歯が正しく並ぶスペースを空けることで、リスクの少ない矯正治療が可能になります。
しかし、患者様によっては健康な歯を数本抜くということに抵抗感を覚える方も少なくありません。

抜歯をしない矯正治療が注目されています
抜歯をしない矯正治療が注目されています

矯正治療を行う際の抜歯率は、およそ70〜80%といわれています。
しかし近年では、患者様の「健康な歯を抜きたくない」という考えを尊重するべく、抜歯をしない矯正治療が注目されるようになりました。
すべての症例に対応できるものではありませんが、比較的軽度な不正咬合などに関しては、「非抜歯矯正」という選択肢も検討してみると良いでしょう。

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